夕方、長い長い自分と地球の影を見ながら、羊たちを家へ連れて帰る。
子牛に呼ばれて、母牛が全速力で走っていく。
夜、家の周りに集められた馬、牛、山羊、羊の鳴き声とともに眠る。
大地の栄養を吸った草がへばりつくように生え、それを動物たちが食み乳を出す。
お茶を飲むため、火をつける。燃料は牛糞。毎日、集め、乾かし、選別して家へ運びくべるを繰り返す。
どこまでも広がる草原と星空。冷えた砂漠の夜は凛としている。
月のない夜はオオカミに気をつけるよう注意される。
ゲルに来たこどもと鬼ごっこならぬ、オオカミごっこをして遊ぶ。
同じ作業を何度も行ううちにそれは、酒やチーズやバターへ変化する。それは絵を描くときと、どこか似ている。
ゲルには夫婦とおばあちゃんがひとり。
外は草原と家畜しか見えないけれど、家の中は濃密。
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